僕の名前は十兵衛・・11月5日生まれの4番目の息子です・・よろしくねっ。


by fumiyoo
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ぼくだけほっとかれてんや

プログをやり始めて、昔の事を振り返る事が多くなった。
小学生の頃よく姉に本屋に連れて行かれた。姉は毎回何冊も本を買った。本棚を真剣に見てる姉の横顔をで見ながら私も真似して本を買った。“あぁ無常”“三銃士”それが私と本との出会いだった。9歳の時でした。その後、1人でも本屋に行くようになり、一緒に住んでいても姉は姉の、私は私の時間をもつ事が多くなった。20歳過ぎたころ寺山修二に出合った。。“書を捨て、町へ出よ”若い感性の私には忘れられない言葉の一つになった。私の片足は現実の世界にはなかった、理屈の・・本の世界に残されたままに思春期を迎えていたのです。そこに何かしら、地に足の着かぬままの生活があった。何かが違う・・・私は本から遠ざかった。
それからは生活中心の本となり、子供中心の本になっていった。
久しぶりに本棚を開けてみた。サガンがいた、谷川俊太郎、相田みつお、灰谷健次郎がいた。
1983年発行の灰谷さんのその当時の1年1組の子供の詩を今日は紹介したい・・

 ぼくだけほっとかれたんや
             
            あおやまたかし

がっこうからうちへかえったら
だれもおらへんねん
あたらしいおとうちゃんも
ぼくのおかあちゃんもにいちゃんも
それにあかちゃんも
みんなでていってしもたんや
あかちゃんのおしめやら
あかちゃんのふくやら
うちのにもつがなんにもあれへん
ぼくだけほってひっこしてしもたんや
ぼくだけほっとかれたんや

ばんにおばあちゃんがかえってきた
おじいちゃんもかえってきた
おかあちゃんが
「たかしだけおいとく」
とおばあちゃんにいうてでていったんやて
おかあちゃんがふくしからでたおかね
みんなもっていってしもた
そやからぼくのきゅうしょくのおかね
はらわれへんいうて
おばあちゃんないとった
おじいちゃんもおこっとった

あたらしいおとうちゃん
ぼくきらいやねん
いっこもかわいがってくれへん
おにいちゃんだけケンタッキーへ
つれていって
フライドチキンたべさせるねん
ぼく つれていってくれへん
ぼく あかちゃんようあそんだったんやで
だっこもしたった
おんぶもしたったんや
ぼくのかおみたら
じっきにわらうねんで
よみせでこうたカウンタックのおもちゃ
みせたら くれいうねん
てにもたしたら くちにいれるねん
あかんいうてとりあげたら
わあーんいうてなくねんで d0088332_17475887.jpg
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by fumiyoo | 2006-10-15 17:32