僕の名前は十兵衛・・11月5日生まれの4番目の息子です・・よろしくねっ。


by fumiyoo
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子持ちキクラゲと布オムツ・・・

思い出をつくろう。

タイミングが良いと言うか、今丁度“おもいで”を感じていたときでした。

明け方は気温も低く、風が冷たい、こんな日はこれだけで朝の客足が遅い、遅いだけならいいのだけれど、こんな日は、表通りには人もまばらで「パンを買う」ためだけに早朝から足を運ぶ人が少ない。
午前中の夫婦の交代の休憩時間、私の休憩が終わって、旦那が入れ替わりに二階で食事をとる。ひとりで明日のサンドイッチの野菜の下ごしらえをしていた時、Aちゃんがひょっこり入ってきた。
 「どうしたん?」「うん、あの、おしめ・・・あれにしようと思って・・・」
Aちゃんは今年の夏に母になる。赤ちゃんは布オムツで育てた方がオムツ離れがいいと「布おむつ」を進めていた。それで、反物を買って私が縫う。そう、「縫ったオムツ」をプレゼントしたいのだ。
面倒といえば面倒でしょう、パンパースのある時代なのだから。若いAちゃんは「考えとく・・」という返事でした。初めての子供、色々な角度から考えたいのだろう、無理もない。私の古いやり方は合理的でない。でも母と赤ちゃんには絶対に良いと確信してる。
今日はその返事に来たのだった。「布オムツは乾きも良いし、枚数もそんなに入らん、ただ、縫うのが面倒なので皆使はへんのやて」。
 布オムツに決定!それから、お店の仕入れに七条商店街へ行く。Aちゃんも一緒。家の買い物もついでにする。昔もよく彼女と買い物に来た場所でした。
「おばちゃん、あの“子持ちキクラゲ”まだ、あるやろか?」
「よく、覚えてんねぇ」
「だって、よく弁当のおかずにいれてたもん。美味しかった。」
「見に行こう。まだ、あのお店あるよ。」ふたりでその店へ行った。子持ちキクラゲはなかったが何時ものおばさんがいた。おばさんにおまけの“うすあげ”をもらって“わかめの茎煮”を買った。
 久しぶりのふたりの買い物。昔からの小さなお店が並ぶ。此処へ小さかった彼女を連れてせわしなく“買いもの”したものだった。私が薦めた“子持ちキクラゲ”彼女は気に入っていたんだ。
あの頃はそんな事にも気がまわらなくて、ただ、忙しい中を“手作り”に拘り、せわしなく買い物していただけだった。そんな私の姿を彼女は見ていたんだ。

今、それらの事は「おもいで」となり 私達をつむいでいる。

 此れから縫う「布オムツ」も新しい命の誕生と共に“おもいで”になる日が来るのかもしれない。

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by fumiyoo | 2007-02-16 15:30 | 家族