僕の名前は十兵衛・・11月5日生まれの4番目の息子です・・よろしくねっ。


by fumiyoo
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ダウン症の孫にサンドイッチを・・

 お店にやってきてサンドイッチを買うこざっぱりした上品な初老の婦人。何時もレジで二言三言の会話で帰っていく。
今日は珍しく彼女の方から話しかけてきた「孫がモノポールさんのサンドイッチが好きでねぇ。」「そうですか!有難うございます」。
何時も聞きなれた世間話・・そう思って聞き流す所だったが彼女は続けた
「孫はダウン症でね、でも味が分かるんですね。よそのお店やコンビニのサンドイッチをやると舌を出してペッペッと押し出してくるんです。食べないんですよ。モノポールさんのは味見てから勢いよく食べるので指噛まれるんです。あんな子でも味がしっかり分かるんですよねぇ。」とジェスチャー交じりに話しながら目を細めて笑った。
「そうですか、ダウン症ですか・・家のサンドイッチは自家製のマヨネーズで出来ていますし、卵も朝からゆがきますからねぇ・・・」と私もチョッピリお店の自慢。
「やっぱりねぇ、パンの生地も美味しいけどマヨネーズが自家製なんやね。」
「ダウン症の子の足ってこんなに小さいんですよ。もう中2なのにね。」と両手で足の大きさを描いた。
「そうなん、3番目の子やねんけどね。今日は2番目の子の卒業式でお母さんが出かけたんで私がお昼見ますねん。」続けさまに話す。、目は穏やかだった。
「最近多なりましたねぇ、障害のある子。」
「3000人に1人だそうですよ。」
「そうなんですか・・」
彼女の娘さんの子供がダウン症で、他の子供さんの参観日とか運動会に恥ずかしがらずに何処にでも連れて行くという娘さんの育児態度・・これから自分達が年老いてからの娘の負担が大きくなるのでは・・という心配やらを話し始めました。
そして最後に「この子は何時まで生きるんでしょうね。余り長生きすると娘が・・」
「そんなに長くないのではありませんか?よくそんな風に聞きますが・・」私はためらわずに答えてからハッとした。
こんな風に言って良いんだろうか、生きるという事は死を考えずにはいられない。姉の死をみて間がない私には「死」は近かったのだろう。
「そうやねえ。」と少しうつむき加減に話したかと思うと何時ものようにニコッと笑ってサンドイッチが入った袋をもって
「ありがとう」と言って帰っていきました。

気持ちがフッファとして話したくなったのか、たまらなくて話したかったのか、自然に受け止めつつあるからなのか、珍しく内内の話をして帰られました。

命ある限り、母は守って生きていくでしょう。

愛とは理解する事!お互いのコミニュケーションこそ愛である。

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by fumiyoo | 2007-03-11 17:01